SS392
「なぁ、オッサン聞いたか!?皇帝が暗殺されたらしいぜ!!」
SS387
「……とうに知っている。今頃になって騒いでいるのはお前くらいだ、オーズ」
SS388
「あんさつ?(*´・∀・`)」
「ええと、殺された、って事な?ロゼちゃん。しっかし、恐ろしいなー!俺もそろそろ戦士として名が知れ渡ってるだろうから、気を付けないとな!」
SS390
「安心しろ。お前には一生縁の無い話だ」
「なんだよ!!でもよー、もし襲われるならアレだな。ロゼちゃんのお姉さんみたいなミステリアスな美女だったら……ぐへへ」
SS398
「……私に何か御用かしら?」
SS393
「あ!!おねえちゃん!!(*´・∀・`)」
「えっ!?あ、お姉さん!?こんにちはっス!!でへへ……」
「また来たのかヴィオレッタ。余程暇そうで何よりだな」
SS396
「アンタねぇ……顔を合わせる度に嫌味を言うの、いい加減やめてくれる?」
「ねぇねぇ、ねぇねぇ、おねえちゃん!!こーてーあんさつってなーに?(*´・∀・`)」
「そんな事、ロゼは知らなくても大丈夫よ?今日も元気そうで安心したわ」
SS395
「いやー!本当物騒っすよね!!でも、俺が犯人を捕まえてみせるんで!安心して下さい!!」
「変な見栄を張るのはやめておけ。お前じゃ髪の毛一本すら見つけられんのがオチだ」
「で、でもよー!そんな奴がその辺歩いてるって考えたら普通におっかねぇだろ?」
「……長い歴史の中で、常に暗殺者が存在するのは何故なのかを良く考えてみろ、山猿」
「え……えーと」
SS399
「いつの時代も、必要とする人間が必ずいるから、よ」
「あ……そ、ソウデスネ」
「だからと言ってその存在を肯定する気も否定する気もないがな……それにしても、良く知った様な口振りだな?ヴィオレッタ」
「別に……昔同じ話をした人が居ただけよ」
SS394
「分かったか山猿。それに加え、この件は名のある暗殺組織が関わっていると耳にしている。無闇に殺人を重ねる猟奇犯ならともかく、その道の玄人相手にお前が太刀打ちできる訳がない。そもそもお前は発言が軽率過ぎる。自分の目の前にいる人間がその張本人だったとしたら?その失言に対して毎度尻拭いをするつもりは俺にはない。大体普段からお前は……」
(やべぇ……完全に長い説教されるやつだコレ)
SS400
「ねぇねぇ、あんさつしゃって、おいしいの?ずっとあるの?(*´・∀・`)」
「……ねぇ、ロゼを散歩に連れて行くわね?」
「ああ、是非そうしてくれ」
「えへへ!!おねえちゃんとおさんぽ……あれ?(´・ω・`)」
「どうしたの?」
SS404
「おねえちゃん、いつもとちょっとにおいがちがう(´・ω・`)」
「……?別に何も変わってないわよ?」
「んーん!おねえちゃんのと、もういっこ、ちがうひとのにおい?(´・ω・`)たばこ?」
「……!?きききき気のせいよ!?ほ、ほら早く行くわよ!!」
「あっ!!おねえちゃんまってよー!!(*´・∀・`)」

皇帝暗殺後日談
ロゼが話の腰を折りまくる_( :⁍ 」 )_

SHORT STORY