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「瀕死の女性を助けた事がある…我が血によって命は繋いだが、彼女は……」

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「ちょっと!!生きられるなら何でも良いとは言ったけど、どうして “こう” なるのよ!?」

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「……我には、丁度君と同じ年頃の娘がいるのだが…難しい時期の様で…冷たい態度を取られてしまってな」

「話を逸らさないで頂戴!!」

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「何か…こう…贈り物をしたいのだが、人形はどうであろう?猫…いや熊がいいだろうか?」

「ウサギよっ!!!!」

「……だから話を逸らさないでって言ってるじゃない!!」


―後日


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「ちょっと……渡しに行くだけなら私を連れてくる必要無いわよね?」
「君がいれば……娘が私の話を聞いてくれるかもしれないのでな」
「どれだけ嫌われてるのよアンタ……でも、この姿を知り合いに見られるのは……色々とマズイのよ」

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「成程……顔を隠したいのであればコレを被ると良い」

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「あら、これなら絶対に大丈夫……って……」

「余計に目立つわよ!!!!!!(ガシャーーーン」


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「ところで、どうしたら娘に “パパ” と呼んで貰えるだろうか?」
「だからっ!!そうやって!!すぐに!!話を逸らすのを!!止めて頂戴!!!!」



以前書いたお話の、ヴィオラが一命を取り留めて目覚めた時には……
吸血鬼じゃなくて15歳の姿に戻ってたらそれはそれで面白いねと言う妄想
たまごボーロ様のファルサさんを連れて冒険すると、時折娘さんのお話が出てくるのがすごく可愛いですwパパ頑張ってwww

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